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こちらのカイエンはエンジンオイル漏れの症状にてご入庫頂きました。

早速点検に入ります。

点検の結果、エンジン、オートマの所々からオイル、冷却水が漏れておりました。

お客様とご相談の結果すべて直す方向となりましたので作業を開始します。

まずは冷却水漏れはウォーターポンプからでしたので交換します。

ウォーターポンプを交換するにあたりインテークマニホルドをはじめヘッド周りをかなり分解する必要があります。

ようやく新品が取り付け出来ました。

サーモケースからもにじみがありましたのでこちらも同時に交換します。

次はオートマのオイル漏れを修理します。

オートマはオイルパンからの漏れでしたのでオイルパンガスケットを新品に交換します。

ご覧のように６万キロで鉄粉がぎっしりです。

オイルパンを外しますので同時にオートマオイルのストレーナーも新品に交換しました。

オイルパン装着後、専用テスターにて油面調整し完了です。

次はエンジンオイル漏れ修理です。

こちらもエンジンオイルパンからの漏れと、油温センサーのOリングからの漏れでした。

エンジンオイルパンを外すにあたりフロントクロスメンバーを下す必要があるため

クレーンにてエンジンを吊ります。

クロスメンバーが外れました。

エンジンオイルパンを外し洗浄します。

洗浄後新しいガスケットを取り付け元通り組付けます。

油温センサーも対策品の新品に取り換えました。

あとは分解したものをすべて組付けます。

インテークマニホルドなど空気の通り道のガスケットは再使用不可ですので交換です。

エンジンスロットルのガスケットも交換です。

こちらでオイル漏れ修理は完了です。

追加にて車検整備もご依頼頂きましたので作業を進めます。

エアエレメントは汚れていたので交換します。

こちらを交換することにより細かいアイドリングのボソつきが解消されました。

デフオイルもご依頼いただきましたので専用オイルにて交換させて頂きました。

フロントブレーキローターは規定値以上の段付きが見受けられましたので交換します。

ブレーキ回りはきちんと分解しグリスアップして完了です。

ブレーキオイルももちろん交換しました。

あとはホイールを洗浄しクラックや破損がないことを確認し規定トルクで締め付け完了です。

以上が今回の作業内容になります。ご依頼いただきありがとうございました。